2026年1月13日火曜日

そのままを見てもらう

伝統芸能を理解してもらうのは難しい。

他者に理解してもらうために解説をしようとすると、歴史・民俗学的視点・西洋とは異なる音楽的視点・その他もろもろが必要になる。聞いた人は頭がいっぱいになるはず。

なので「最初は理解してもらわなくていいから、そのままを見せる」で、良いんじゃないかな。

そのままを見て、興味を持っても良いし、持たなくても良い。

伝統芸能の表現の世界は今で言うコンプライアンス的な問題が驚くほど多い。それはその時代、普通だったから。(今の時代も100年後から見ると不思議なところがいっぱいあるはず。でも今は普通だから気づかない)

箏や三味線の古曲の場合、案外今のアイドルソング以上にトンチキなものもある。狐が嫁入りする様子を丁寧に曲にして見たり、十日戎で売っているものを数珠繋ぎにしただけの曲とか。意味不明である。

意味不明だけど、歌い続けられているのは面白いからである。曲の内容のコンプライアンスとか横に置いて、ただただメロディが面白かったりする。

それは人間が面白いと感じる「何か」は今と昔で変わらないからだと思う。

その「何か」に期待して、そのままを見せたい。

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伝統芸能で使用する和楽器でJ-POPを弾くことも可能だ。でもJ-POPは基本的にギター・ベース・ドラム・シンセサイザー等で弾くことが前提で作られている。なので、和楽器で弾いても面白いけど面白すぎない。あ〜、だよね、って感じになりがち。

やはり元から和楽器で弾く前提で作られた曲を弾く方が面白い。(あと、変にJ-POPを弾いて媚びても仕方がないと思ってる)

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