2013年8月27日火曜日

空とぶマネキン人形


タイトル:空とぶマネキン人形
単行本: 99ページ
出版社: 星湖舎 (2012/01)
ISBN-10: 4863720270
ISBN-13: 978-4863720275

この本は昨日(8/26)に行われた宇宙カフェで尾久土先生が紹介していた本であり、
筆者がその場にいた本ということもあり、読んでみた。
話は、38年前に和歌山の中学生と京都の高校生が
「夜空で火球を見た」と雑誌に投稿した所から始まる。
その火球が一体何者であるのかを、実際に見た高校生や中学生に訪問したり
天文学者に質問したり、徐々に何者であるのかを暴いて行く...というのが第1部の話だ。
第2部からは、はやぶさ帰還のUstreamを見た筆者が
「あれ?ひょっとして...これって!!」となる所から始まる。
そこから、38年前には無かった、インターネットを使って調べたり、
万博のポストカードから確証がとれたりと話がどんどん進んで行く...という感じである。
オチは「だから、空とぶマネキンなのか!」とばんばんばんばん!!となる。

削れば削る程、形が現れてくる彫刻を見ているようで、
最後は「そうきたか!!」となるので科文ゼミ生にはおすすめの1冊。


(橋本)

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