2013年4月1日月曜日

浜村渚の計算ノートを読んで


文庫: 296ページ
出版社: 講談社 (2011/6/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4062769816
ISBN-13: 978-4062769815
発売日: 2011/6/15

おすすめ度:★★★★☆

この本はいわゆる数学系ラノベです。
出てくるのは「四色問題」、「ゼロ」、「フィボナッチ数列」、「π」が主な感じ。
日本が「数学」の勉強時間を減らしたら、高木という学者が怒って、数学テロ?を起こすという話。それを女子中学生の浜村渚が警察と手を組んで、事件を解決していく...みたいな。

4色問題はビジュアライズされた絵が出て来ていなかったので、知らない人には何かイメージしづらい感じでした。でも、長野の飯田っぽい所が出てて、笑いました。
「おおおwwww」みたいな感じで。

ゼロについては、ゼロの概念についての説明をオレガノさんのコト?を用いて説明してました。これは殺した人が意外すぎて驚きました。

フィボナッチ数列の話の舞台が関西の大学だったからか、
エセ関西弁&間違った理系の院生像が書かれて、
そこが面白かったです。
結構、本気で「この関西弁無いヽ( ´¬`)ノ」と思ってしまいました。

πの話を聞くとうしろゆびさされ組の「πの悲劇」という曲がピンと来てしまいます。
その曲の一部の歌詞により、「3.14159265358979323846」までが言えるようになるんですよ。なぜか、その歌詞を思い出してしまう...。
今回は、円周率が10万ケタ言える、チャラい検察官のおにーさんが出てきます。
まじ10万ケタとか...。

いろいろと書きたいのですが、全部書くとただのネタバレになるので
ここまでしか書けません。

最後になりますが、この本は面白かったので続編を買おうかなと思っています(・∀・)

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