2013年1月28日月曜日

観光アートという本を読んで

タイトル:観光アート

新書: 253ページ
出版社: 光文社 (2010/10/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4334035914
ISBN-13: 978-4334035914
発売日: 2010/10/15

この本は、いわゆる最近流行の"美術館やアートイベントがそこを訪ねるきっかけの旅""アートを活用した観光、まちおこし"のことが書かれている。
例に出されている博物館も香川県の直島だったり、金沢21世紀美術館のことだったりする。この本の面白い所は、巻末だ。
何が書かれているのかと言うと、現在の博物館へのダメだし。
例えば、「なんで博物館のレストランってイタリアンとか洋食ばっかなの?」とか
「博物館においてある物は、地元にゆかりのある物かお宝しか置いていないよね?地元出身のアーティストの渾身の作品を1つくらい置きなさいよ!!」とか。
(ちょっと言葉を変えています)
そこらへんのことって、実は言われて初めて気づいた。
「そういや、和食レストランが併設されている博物館って無いなぁ」と。

あと、現代美術で地域振興って、アーティストが生きている分、メリットもデメリットも大きいんよなぁ。まぁ、有名なアーティストの作品を高値で買っても、不祥事を起こして、死刑とかになる可能性もゼロでは無いんよなぁ。
でも、直島や金沢21世紀博物館の取り組みについての説明は面白いから、時間のある方は是非見て下さい。

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