2019年11月4日(月・祝)に、長岡京市で行われた髪結いのイベントに参加しました。
長岡京ガラシャ祭を盛り上げるための、
ガラシャウィークのイベントの一部にあたります。
当日は、関西圏の結髪師さんが江戸時代末期の町家にて、
お客様の前で13人のモデルの髪を結い上げていきました。
京都市内で行われる「櫛まつり」は
髪が結い上がって、着付けも化粧も済んだ状態のモデルを多く見れます。
このイベントでは13人のモデルの髪結い行程を全て見せます。
癖直しと鬢づけ油をつけたところで止め、
13人中11人までは化粧を施した状態で
お客様の前に座ります。
なので、元結を結ぶところ、毛たぼをいれるところ、
かんざしを刺すところ、全てが見れるのです。
(面白かったのは、結髪アシスタントが小・中学生の方なのです。
長岡京では髪結いの塾があり、そこで学んでいる児童・生徒さんなのだそうです。
当日は、塾生の結い上げマネキンも置かれていました。)
髪が結い上がったら全員着付け。
時代着付けを東京衣装さんにバックヤードでしてもらいます。
モデルがいそいそと着付けてもらう間、お客さんはまだ素の顔のモデル2人が
時代考証にのっとった化粧が施されていく様子を見れます。
すっぴんがどんどん白粉でまっしろになっていく様子は、外から見る方が面白いです。
その後、髪結い+着付けが終わったモデルは全員椅子にすわり、写真タイム。
代表でモデルの一人が時代着付けをお客様の前でデモンストレーション。
今年はたまたま私がデモに選ばれました。小袖+名護屋帯の着付けは
いつもの着付けとまったく違って、へぇぇえとなりました。
(現代からすると不思議な着物ですが、妙に立兵庫に合うので嬉しかったです)
最後は町家からJR長岡京駅近くのバンビオまで、日本髪の女性が行列。
バンビオの前で撮影後、町家で髪をほどきます。
(見ようと思えば、バラシもみれます。)
今回のイベント、髪結い塾に通っている小・中学生が
かなり真剣に「髪結い・着付け・化粧・バラシ」を見ていました。
将来が楽しみ。
当日のイベントの写真は、私はあまり撮れませんでした。
プロのカメラマンさんが撮った物を写真集として購入できるそうなので、予約しました。
(カメラには全ての行程が写されているので、欲しい人がいっぱいいると思う。
しかし、髪結いイベントに関わった結髪師・モデルにしか買えないものになりそうです。
見たい人は、私のTwitterのDM送ってw)
実は昨年もモデルに応募しており、候補に選ばれていたのですが、
スケジュールが合わず、参加出来ませんでした。
今年は念願叶っての参加だったので、とても良い経験になりました(・ω・)