2019年2月3日日曜日

伝統芸能の浸透度

様々な伝統芸能を見てきたが、種類によって
「現在の日本に浸透している度合いが違う」と分かってきた。
ので、思いつくまま実体験に基づき感想を述べる。

【落語】すごくポピュラーな芸なんだと思う。大抵の人が、芸自体・いくつかの演目・芸人を知っている。よくテレビに出る芸人さんも多いし、芸能人からの転身も多い。

【歌舞伎】役者をドラマで見たことあっても、南座等でちゃんと演目を見る人は少ない気が。みんな、なんとなく芸自体を知っている気になっている割に本質的な事を理解してない感。

【神楽】田舎の人の認知度はかなり高い。根っからの都会っ子で、その親が寺社仏閣に興味を持っていなかったら、あまり知らないのかも。

【能】単語の名前自体は知ってても、芸自体を知らない人が多い。教科書に出てきた能舞台の写真だけ、目に焼き付いてる人多い。

【狂言】チョコプラさんのおかげで、ここに来て何となく興味を持つ人が増えてきた感。能よりも狂言の方が芸自体の知名度が高そう。

【大念仏狂言】京都だけの狂言。パントマイム方式の芸で、好きな人は好き。(私は好き)
全国的な知名度は無いですが、極地的な人気は高い。

【雅楽】神社でちょいちょい流れているアレです。意識せずに認識している感。

【浄瑠璃】教科書に出てきた近松門左衛門は知っていても、具体的な芸自体は知らない人多い。「おもしろいよ」と言ってもなかなか興味を持ってもらえない芸能の一つ。

【地唄・上方唄】今自分自身がやってるけど、めっちゃマイナー感をひしひしピリピリ感じてる。つらみが....。お座敷唄とか、みんなお茶屋遊びせえへんから分からんよなー。

【浪曲】聞くと面白いけど、聞くまでのハードルが高いかも。面白い演目多いです。

【講談】去年、浅草で聞いた時にめっちゃ面白かった。でも知名度は低い。


今回はここまで。なんかつらつら書くと結構見に行ってて、笑う。
ほんま、しばいこんにゃくいもたこなんきん(・ω・)